JAGUAR ディスコグラフィ
以下の7作品を残している。
驚くべきことに、現在でも手に入る。詳しくはJAGUARのページへ。
タイトル | 発売年 | 形態 | 番号 | 備考 |
JAGUAR FIRST | ? | LP | JL-1001 | |
JAGUAR SECOND | ? | LP | JL-1002 | |
JAGUAR現象 | 1989 | LP/CD | K30X 90004 | CDのみ |
だまってJAGUARについて来い! | 1990 | CD | VMCH1001 | 売りきれ |
UPPER CUT | 1991 | CD | VMCH-1012 | |
愛の形見 | 1992 | CD/MT | VMCH-1027 | テープのみ |
ファンタジー | 1993 | CD | VMCH-3005 |
JAGUAR現象 KING K30X 90004 (1989)
|
|
PRODUCED BY JAGUAR ALL SONGS WRITTEN BY JAGUAR
|
このCDは、プレイをかけるやいなや、「フヤーーーウ」とケモノのような叫びが始まり、ディスクエラーかとびっくりするが、「ハローーー、ジャガーでーーす、みんな元気かーい?」とエコーまじりで叫ぶので、ああなるほど、これはジャガーの声なのだと気がつく。どうやらライブのオープニング風をねらったようだが、臨場感はない。そんなオープニング1では、重いビートにのせて小気味よく
ハロージャガーです、みんなー元気かい
今日はみんなと ジャガーのロックショウ
と続けて歌うのである。同名のテレビ番組があったことから、これはテーマソングとしての扱いかもしれない。
曰く バラの花に囲まれて ジャガーの夜はワンダフル。
2はタイトル通り、グズグズするな 早くしろよ を連発するが、じゃあどうしろというのかは言及していない。
3は突然録音レベルが下がり、ボーカルが聞き取りにくくなる。さすが自家録音。
4は8分の6拍子のゆったりとした曲調。メリーと彼の、気まずい会話の様子をしっとりと歌う。しかしメロディは4音7音抜きで、リズムを変えたら音頭になる。
タイトル曲6は、小気味よい小物だ。ヘーイ彼女 意見を聞けよ で始まるが、突然悪魔や妖怪がしつこく現われるので、
さあこい カモン やっつけてやる それはすべて JAGUAR現象だ
という、展開が読めない歌。「だまってジャガーについて来い」に酷似している。
9は 小雨の降りしきる夜にまた仕事 残りの仕事が気になって などと歌う、サラリーマンみたいな歌。
10は 俺の曲はハングリーブルースロック 俺が最高のロッカーなのだ と力強く叫ぶので、そうかい?と突っ込もうとすると、他人は目じゃないさ 問題じゃないと言う。こりゃ失礼しました。
だまってJAGUARについて来い! ポリドール VMCH1001 (1990)
|
|
Produced by JAGUAR All Songs Written and Composed by JAGUAR Recoding Engineer: JAGUAR Mixdown Engineer: CHARLIE OKABE Recorded at JAGUAR STUDIO Artist Management: JAGUAR OFFICE Stylist: JAGUAR |
1はジャガーソングの中で最も有名。「バカ〜」で始まる唄は、古今東西これしかないのではないか。しかしそれにしても絶叫が度を過ぎていて、歌詞が不明瞭。ジャイアンが歌ってるよといったらみんな本気にするようなホゲ〜ソング。
2は、俺様は男なんだ 飾りっ気なんてない 内容が大事 外面がなんだ お前はいつでも 化粧をしているけど って、本人に反することを叫んでいるぞ。
4はめそめそするなよ誰だって 悲しい時はあるものさ はいいんだけど、窓からこぼれるサンライズ スリルと刺激を OKカモンだから、脈絡がない。
5は失恋で傷心のサーファーの心理描写を叙情的に歌っているが、ハイレグ女に興味はない とかサーファーガール OKカモン ってなんでそーなるの?
7はピックが割れてもスピーカーが破れてもアンプが飛んでも声がつぶれても、ガンガンロックするんだと歌う。だるいぜ眠いぜきついけど ロックを歌おうぜ というナンバー。ロックってなんだろう??